ISSチャレンジ 生徒課題研究成果発表会

2月22日(土)

SSH部門、SGH部門のそれぞれでファイナリストに選ばれた生徒8名が登壇し、最終審査に向けて口頭発表を行いました。いずれの研究も研究の質が高く、最終審査結果がどのようになるか最後までわかりません。この日は口頭発表の他に、SGH部門のセミファイナリスト15名はポスター発表をおこない、来場された他校の学校の先生方や大学の先生方、同窓会の皆さんからたくさんのアドバイスや意見交換が行われておりました。

ファイナリスト、およびセミファイナリストの一覧は以下の通り。

SGH部門ファイナリスト
■「ドキュメンタリー作品による原子力発電に対する意識改革」
■「市民として未来を構築するための歴史教育を考案・実施する」
■「スタートアップで考えるe-sportsへの取り組み」
■「子どもの貧困対策における複合的なアプローチの効果の検証」

SGH部門セミファイナリスト
■「学校ビオトープ有効活用のための再生管理の実践」
■「生徒が考えるセクシュアルマイノリティ教育の新しい授業計画案」
■「障がい者と相互理解・交流に対する意識の向上 ~生徒のためのきっかけ作り~」
■「初等教育への社会貢献教育・寄付教育の導入」
■「都市農業プロジェクトを通した地域参画意識の研究 – 日本のボランティア意識の変革を図る仕組みとは -」
■「大学食堂においてフードロスをロスするための キャンペーンの考案・提案」
■「算数と数学のギャップを埋めるには」
■「地域が支えるこども食堂の仕組み」
■「日本の子どもたちが自己肯定感を高めるためのテクノロジー活用策」
■「外国人観光客に向けた防災対策について」
■「中高生の関係人口がつくるサステイナブルな地域」
■「ICTを活用した異文化理解の促進」
■「ボランティアを通して考える高校生の意義と役割」
■「エシカル消費の意識を高めるための食育プログラムの提案」
■「外国人観光客が日本の医療を受けやすくるための改善策」

<当日の様子>
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NPO法人アイキャン東京事務所 出張講演(フィリピンFW事前学習)

11月29日(金)の16時より、認定NPO法人アイキャンの東京事務所に所属していらっしゃる池上里実様に、アイキャンの団体や事業活動について紹介いただいたり、現地マニラでの経験などから様々なことを講話いただきました。
「社会的弱者 子供や女性のために我々ができること -アイキャンの活動と展望」と題し、パヤタス地区やマニラの路上事業が近年どのように変化してきているのか、生徒たちは1月のフィールドワークに向け、現地への理解を深めています。

<講演の様子>
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授業研究会 SGHポスターブース

11月22日(土)

2年に一度開催される本校の授業研究会が11月22日(土)に開催されました。
こういった機会を活かし、SSH/SGHで研究している生徒が日頃の成果を発信しております。

普段は後期課程の生徒のみが発表をしますが、この日は前期課程の中でも優秀な研究チームも発表の機会として研究内容や進捗状況を発信しておりました。想定よりも多くの方にご来場いただき、中には来場者の方と名刺交換をしている生徒もおりました。こういった機会での発信や交流は意義のあるものだと実感する瞬間でした。

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2019年度 第2回外部評価会

10月19日(土)

今年度2回目の外部評価会が行われました。同窓会の皆さんや、本学の大学教授の方々に来ていただき、生徒の研究に様々な助言や指導をいただきました。
年度末に発行されている本校SGHの年次報告書にも、外部評価会の項目に記載がありますが、この外部評価会に参加する生徒のチームは構内のコンペティションであるISSチャレンジで上位に入賞する傾向にあります。
やはり、積極的に専門家や知見のある人物から評価を得ようとするチームの研究は、質の高いものになる傾向にあるようです。今回参加した13チームの研究はどのような成果となるのか、ISSチャレンジでどのような結果を残すか期待されます。

<外部評価会の様子>
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2019年度 SGH海外研修フィリピンFW 事前学習

今年度のSGH海外研修フィリピンフィールドワークの事前学習が開始しました。

5年間継続して行ってきたフィリピン研修ですが、本校のSGH事業最終年度を迎え、本研修もいよいよ最後となります。5年間の日本とフィリピンの発展と変容をふまえながら、相互の抱える問題や課題について、生徒とともに考えを深めて参りたいと思います。
前年度の研修参加生徒からの声を活かし、できるだけ今年の事前学習ではフィリピンの現状や抱える諸問題について、多角的な視点で見つめられるよう工夫をしていきます。

初回の事前学習は、昨年度の参加者(中等6年生)から、研修での体験や課題研究との繋がり、フィールドワークに向けての備えなどについて講話をしてもらいました。

 

第1回学校説明会 課題研究ブース

7月20日(土)に今年度第1回目の学校説明会が実施され、課題研究ブースではSSH・SGH合同での展示、および発表となりました。例年よりも多くの方が学校説明会に来場され、発表教室が満員になる時間帯もありました。今回は拡大された研究ポスターの展示を中心に、いくつかの研究チームには口頭で来場者向けに研究の紹介プレゼンをしてもらいました。特に小学生から人気を得ていたのがSSHの研究チームによる公開実験(ルミノール反応による発光)で、SGH分野でも体験的なコーナーを設けることを真剣に考えてしまうほどでした。
第2回の学校説明会は10月の実施で、同じく課題研究ブースにて展示、発表がある予定です。

<生徒の活動の様子>

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ISSチャレンジSGH部門 中間報告会 7月15日

1学期の末となり、今年度の研究活動もすでに4か月が経ちました。7月15日(月)のこの日は研究の進捗状況を共有するという目的で、ISSチャレンジSGH部門の中間報告会をおこないました。異学年の生徒4チームで1グループを作り、各チームから研究の状況や困ったこと、今後の方向性などについてフィードバックしあう時間となりました。この日は学期末テスト後ということもあり、予定よりも参加者が少ないという状況になりましたが、参加した生徒からは好評でした。研究で行き詰っていることを打ち明け、先輩から助言をもらえたことで夏休みで何に取り組むか決められた、というチームもあったようです。

<中間報告会の様子>

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2019年度 第1回外部評価会 6月15日(土)実施

6月15日(土)に今年度のISSチャレンジ参加者を対象とした外部評価会を開催し、大学の先生方をはじめとした方々から助言をいただきました。参加したのは15チーム。また助言者として、東京学芸大学 出口利定学長・狩野賢司先生をはじめ大学の先生方と泉旺同窓会・啓泉会の先輩方が出席してくださいました。生徒の感想からは「自分の研究にある数多くの欠点に気づくことができてとても良かった。特に自分がやりたいことは山ほどあるため、テーマが莫大になってしまったり、内容が少し矛盾してしまったりしたことが分かったので、より焦点化しようと考えた。」など、助言を得てさらに研究を良いものにしていこうという意欲が感じられました。外部評価会は2学期以降も継続して実施します。

<外部評価会の様子>

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2019年度 本校SGHの活動開始

2019年度の本校でのSGHの活動が開始しました。今年度の本校SGHは事業の最終年度である5年目を迎えており、身が引き締まる思いでおります。継続して行ってきた国内外の研修やISSチャレンジを含む構内での活動なども今ままで以上に充実させられるよう、生徒と共に励んでいく所存です。

4月25日(木)には第1回目のISSチャレンジSGH部門の研究代表者ミーティングが開かれました。ミーティングの途中では中等6年生の男子生徒2名に登壇してもらい、より良く研究を行うための考え方や姿勢について、あるいは自分たちの研究がこれまでどう変化してきたかといったことを中心に、後輩たちへエールが送られました。特に、「ネットワーク分析」を活用し、調査したことを客観的に分析する手法が紹介された際は、そのレベルの高さに驚きを隠せない生徒もおりました。ISSチャレンジを通して研究の成果を競いつつ、時に助け合いながら、充実した事業最終年度を送れたらと願います。

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フィリピン研修 事前研修・事前学習会③

12月17日(月)

期末テストも終了し、本格的にフィリピン研修の準備を始めます。
この日はフィリピンご出身の外国人講師による講話でした。フィリピン共和国の地理や歴史、文化などについて紹介いただくと同時に、近年のフィリピンの抱える問題と日本との関わりについて詳しく聞くことができました。
また、研修で訪問する予定の現地校との交流内容についても準備を進めました。ディスカッションテーマを決めるための話し合いや役割分担など、参加生徒が主体となって進めました。

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ディスカッションテーマのブレーンストーミングの様子