社会科:Think Globally, Act Locally
目標と養いたい力
グローバル化が急速に進む今日、国際社会の一員として現代社会の課題に興味や関心を持つ。
今日的課題を地域で生きる自分の生活と結びつけ、多角多面的に考え、自分のことばで表現できる力を育む。
単位数
前期課程
学年 |
科目 |
時間数 |
備考 |
|
---|---|---|---|---|
MYP |
1 |
社会 |
3 |
地理的分野 |
2 |
社会 |
3 |
歴史的分野 | |
3 |
社会 |
4 |
歴史的分野(1時間) 公民的分野(3時間) |
後期課程
学年 |
科目 |
時間数 |
備考 |
|
---|---|---|---|---|
MYP |
4 |
地理A |
2 |
|
現代社会 |
2 |
|||
現代社会(IM) |
2 |
イマージョン科目として開設 | ||
一 |
5 |
世界史A |
2 |
|
世界史A(IM) |
2 |
イマージョン科目として開設 | ||
日本史A |
2 |
|||
6 |
世界史B |
4 |
||
日本史B |
4 |
|||
地理B |
4 |
|||
倫理 |
2 |
|||
政治・経済 |
2 |
|||
世界史特講 |
2 |
学校設定科目 | ||
日本史特講 |
2 |
学校設定科目 | ||
地理特講 |
2 |
学校設定科目 | ||
政治経済イマージョン |
2 |
学校設定科目・イマージョン科目として開設 | ||
DP |
5 |
DP History |
5 |
教育課程特例校申請により「世界史A」を代替 |
6 |
5 |
学習内容
学年 |
科目・分野 |
学習内容 |
|
---|---|---|---|
MYP |
前期課程 |
社会 | 社会科の学習では,次のような「力」を培っていきたいと考えます。 ○新聞やテレビで報道される社会的なできごとに対して知的好奇心をいだく「力」 ○地図や統計資料,写真や映像資料等を読み解いていく「力」 ○社会的な事象に対する自分の考えを,論理的な文章でまとめていく「力」 ○学習した内容を,地図・新聞・レポートなどの形式で表現する「力」 ○SDGs(持続可能な開発目標)を意識して,社会的な事象をとらえていく「力」 |
1 |
地理的分野 | 地理的分野の知識や見方・考え方と関連づけながら、グローバル社会に生きる人間としての基礎的な「力」をつけていきます。 | |
2・3 |
歴史的分野 | 歴史的分野の学習では、第1学年で学習した地理的分野の知識と関連付けながら、歴史的な見方・考え方を学び、私たちが生きる「現代」という時代がどのようなものであるのか、考えることを目指します。 | |
3 |
公民的分野 | 公民的分野では、経済や政治といった現代社会の仕組みについて目を向け、公民的な見方・考え方を学び、社会に参画する一員として自分が取り組むことを考えます。 | |
4 |
地理A | 地図の読図やGISといった地理的技能を身に付けると共に、地形や気候、エネルギーといった地理的事象を考察しながらグローバルに展開するシステムと相互作用を考えていきます。 | |
現代社会 | 青年期の心理、現代の民主政治、民主社会と倫理および国際社会について学習します。 | ||
一 |
5 |
世界史A | 19世紀から現在までを中心とする世界史の展開過程を学習し、現代の諸課題について様々な視点や立場から歴史的背景をふまえて考察できるような歴史的思考力を培っていきます。 |
日本史A | 19Cから現代にいたる日本近現代史について学習します。当時の世界と日本の状況を包括的に把握して、その政策や決定に対する検討や評価を行い、あわせてその延長線上に位置づけられる現在の日本について考察力・洞察力を身につけていくことを目的とします。 | ||
6 |
世界史B | 先史時代から18世紀までの前近代世界史(含む近世)の展開過程を学習し、世界史Aで学習した近現代史とあわせて、世界史を通史として理解できるようにします。また、現代の諸課題について様々な視点や立場から歴史的背景をふまえて考察できるような歴史的思考力を培っていきます。 | |
日本史B | 日本前近代史(原始古代・中世・近世)について学習します。様々な資料・史料を読解し、それらをもとに歴史的な思考を育み、当時の政権がとった政策や事柄の歴史的意義について、互いの意見をかわし、論議を深めていく力を養うことを目的とします。 | ||
地理B | 地理学における系統地理分野と地誌分野の内容を、3つの視点から学習します。 *様々な地理的事象や地域的特徴を理解することで、幅広い知識を学ぶ。 *グローバル世界と私たちとの関係性(結びつき)を見いだす。 *多面的・多角的な視点から地理的事象をとらえ、考察する。 |
||
倫理 | 先人の思想や英知を学ぶことによって、現代社会の目指すべきかたちや、人間が善く生きるとはという根源的な問いに向かい合う中で自分自身のあるべき姿を追い求めます。 | ||
政治・経済 | 社会(公民的分野)、現代社会で学習した内容をさらに深化・発展させ、政治・経済に関する現代的諸課題を深く掘り下げていきます。 | ||
DP |
5 |
DP History | 世界史を古代から現代まで広く取り上げるのではなく、いくつかのテーマを選んで深く探究しています。また、世界の4つの地域から主な学習対象を選んで学習を進めます。 本校では20世紀の世界史に関わるテーマを取り上げ、ヨーロッパ世界を中心に探究しています。様々な史資料を分析し、調査し、議論して、歴史的思考力を高めていきます。 |
6 |
[第3学年 社会・公民的分野]
日本の伝統文化、それぞれの習慣に込められた意味を考えるレポート課題を行いました。
日本人の伝統的な世界観として「ハレ」と「ケ」というものあります。「ハレ」は節目を指す言葉でもあり、晴れ舞台や晴着など日常で使う言葉にも使用されています。特に冬の「ハレ」の伝統行事について、一つの行事を掘り下げたり、海外との比較をしたりしながら、今に伝わる伝統文化・行事について考察しました。
[第4学年 地理A]
気候の単元では、グローバルに変化する気候の特徴とその成因を理解し、気候的特徴の違いから生じる地理的特徴や文化的特徴を考察しました。単元のまとめとして、世界各地にある食文化と気候との関係を考えることで、気候と人々の生活との関わりについて理解を深めました。この課題では、雑誌のライターになったつもりで、自分自身が取り上げる食文化と気候の関係をわかりやすい「雑誌記事」にまとめるよう心がけました。
[社会科フィールドワーク]
社会科・地理歴史科・公民科の教科行事として、社会科フィールドワークを実施しています。
第4学年で実施しており、当該学年における本教科の開設科目は「地理A」と「現代社会」でありますが、開設科目にしばられることなく地理・歴史・公民の各分野の要素をバランスよく取り込んだ内容構成を目指して行っています。