SGH海外研修 UCL Grand Challenge

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7月21日(金)~7月31日(月)

英国で行われたSGH海外研修に本校から5年生3名が参加しました。研修の主軸はUCL(University college London)教授陣によるレクチャーとワークショップ、ディスカッションおよび公式シンポジウムへの参加と発表で、ケンブリッジにおいては、市内フィールドワークやケンブリッジの教授陣による講義が行われました。UCLが大学として掲げるGrand Challengeの大きなテーマはGlobal Health・Sustainable Cities・Intercultural Interaction・Human Wellbeingの4つで、今年度は「社会起業」をテーマとしたワークショップやシンポジウムが実施されました。今年の研修では本校参加生徒1名がシンポジウムにてプレゼンターも務め、起業に関する自らの活動について英語で発表しました。また、UCLでは今年度特別に、かつてUCLで学んだ経験を持つ夏目漱石に関するワークショップとレセプションも行われました。参加した三人はいずれも、ワークショップなど様々な場面で、非常に意欲的にディスカッションや交流に臨み、異なる文化的な背景をもつ人々と実際に意見交換できることに大きな刺激を受けていました。

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<参加生徒の感想>

 この研修で私が一番楽しんだ部分はUCL Grand Challengeのワークショップだった。ここでは自分が行いたい社会起業を考えるにあたって、自分が問題だと感じることについてディスカッションを行なったのだが、日本とイギリスの学生が集まっていたため、幅広い意見が出てきて面白かった。このような機会が、異文化理解には必要なのではないかと感じた。異なる文化的背景をもつ人と、実際に会って、意見交換をすることで、異なる考え方に触れられるだけではなく、なぜそのような考え方をするのかも知ることができる。

 今回のUCL Japan Youth Challengeを通して、私は本当に一生に一度の最高の経験ができたと思う。また、この研修の新しい環境や新しい経験がすごく新鮮だった。日本からの生徒たちと本当に仲良くなれたのはもちろん、イギリスの生徒にも自分から話しかけたり向こうからも話しかけてくれたりして1日中イギリスの生徒と一緒にいるほど仲良くなることができて、すごく嬉しかった。誰かとコミュニケーションをとる楽しさを改めて感じた。現時点ではこの研修や、研修に携わって頂いた多くの方々に感謝することしかできないのが悔やまれるが、この経験は必ずこれからの将来に活かしていき、いつか自分の活動で世の中に貢献できるように頑張って、恩返しできたら良いなと思う。