第8回 Global Café

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1月12日(金)

メディアセンターにて、東京学芸大学国際教育センター教授吉谷武志先生による第8回Global Caféが、「セクシャル・マイノリティと学校教育の課題 ―最近の動きから―」というテーマで行われました。LGBT(Q) の基本理解、日本での状況に関する報道や教育にかかわる動き等、多くの資料をもとに具体的にお話いただきました。参加生徒からは「改めてセクシャリティは本当に多様だと実感させられた」「様々な資料をいただき、これからの研究で参考にしたい」「さまざまなメディアを教えていただいたので、さらに調査していきたい」等の感想が寄せられました。

<活動の様子>

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<生徒の感想>

 「多様性」ということは今、様々なところで言われ、意識されているが、これからの日本は今よりももっと性についてオープンになっていかないといけないと強く思わされた。児童・生徒・学生にとって学校という場所はアイデンティティ形成や社会に属し始めるための一歩であり、そこでこれまで一般的とされてきた性の形に当てはまらない子どもたちも自らを表現でき、自信を積み上げていける環境を作ることが大切であり、これからの日本が今よりももっと住みやすい環境になる一歩となると思った。(6年女子)

 LGBTQの研究をしているが、今回いただいた資料も使って、今までとは違った観点からもさらに調査を進めていきたいと思った。現在はメディアという観点から調べているが、今後、平等を実現していくためには教育という面も必要になることなので、知識の幅を広げることができて良かった。日本で現在どのような取り組みがなされていて、人々がどう考えているのか、アンケート調査の結果を通して知ることもでき、貴重な経験になった。(4年女子)